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やちまたよしくらのピーナッツバターが生まれるまで。

そこは、千葉県の八街(やちまた)市。
あちこちに落花生千葉半立(ちばはんだち)の“のぼり”が揺れるその街へ、女の子とその家族が引っ越してきました。
もともと落花生が大好きなお父さんは「こんなに落花生が有名なのだから、おいしいに違いない」と、たくさんの落花生を買ってきました。
名産地だけあって、八街の千葉半立という落花生は甘さとコクのある、とてもおいしいものでした。

家族の毎日の朝食は、もっぱらパンとコーヒー。
当然のように、“パンに塗る落花生 = ピーナッツバター”が食べたくなりました。
お父さんは「こんなに落花生がおいしいのだから、おいしいに違いない」と、いくつものピーナッツバターを買ってきました。
ところが、そのおいしい落花生の、おいしいピーナッツバターは、どこを探しても見つからなかったのです。

「では、つくってみましょう」
それを見かねたお母さんは、その日からコツコツとピーナッツバターの研究を続けました。
「家族においしいものを食べさせてあげたい、安全なものを食べさせてあげたい」
そんな家族への想いが、お母さんを動かしていたのです。

それから十数年ーーー。
お母さんの真心のこもったおいしいピーナッツバターは、いつしかお父さんの仕事のお客様にプレゼントするほどになっていました。
そして、お客様から「とてもおいしいので売ってくださいませんか?」と言われるまでになりました。

これが、やちまたよしくらのピーナッツバターが生まれるまでの、私たち家族の物語。
父の“探求心”と母の“真心”が、無添加手づくりピーナッツバターの原型になったのです。
味わいにもつくり方にも磨きをかけた現在では、濃厚で純粋な“千葉半立落花生100%のピーナッツバター”として、たくさんのお客様にご愛顧いただいています。
これからも、大好きな父と母とともに、お客様の声を大切にしながら、さらにおいしくて安全なピーナッツバターをつくっていきたいと思っています。