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自然栽培のお野菜

肥沃な八街の大地で、農薬や肥料、除草剤などを使用せずに栽培。とれたての新鮮な野菜を直送します。

当社の農園と社長の庭の畑では、自然栽培(農薬、肥料、除草剤不使用)で落花生や野菜を育てています。農園は6年以上、社長の庭はもう15年以上、農薬も肥料も除草剤も使用していません。

大根の花

春になるとたくさんの花が咲きます。

大根の自然発芽

そして小さな種からたくさんの野菜が発芽します。

社長のひとりごと

私の「農」との出会いは、「畑に100均で買った種を蒔いてみた」から始まりました。
20代半ばで土地を購入したとき、「せっかく庭があるから、種を蒔いてみよう」と思い立ち、スコップでほんの少しの場所を掘り起こし、レタスミックスの種をパラパラと蒔いてみました。

そして暫くの間、種を蒔いたことすら忘れて生活をしていました。
ふと庭を見ると、ごっそりとレタスが出来上がっていました。

驚きました。

数ミリのほんの小さな種からあんなに大きなレタスが大量に出来ていたものですから!
「自分の庭で食物が育つ」なんて、今まで全く興味を持ったことがありませんでした。

どうせなら野菜の種たくさん蒔いてみよう!
そう思い、たくさんの野菜の種を蒔きました。

青虫に食べられた大根 犯人も一緒に撮影

でも現実はそんなに甘くありません。

キャベツはレースになり、虫はたくさん出てくる、思うようにいかない。。。
ガッカリした私はまた少し「農」から離れていました。

また暫くして庭を見ると、レースになっていたキャベツが2個、大きな丸いキャベツになっていました。
それを見て、感動してしまったのです。

それから発酵牛糞を1㎥も購入して庭に蒔いてみたり化成肥料を買ってみたり色々試しました。
でもふと思ったのです。
「なんで雑草って、肥料無くてもあんなに元気に育つんだろう」

そこからいろいろな事を調べました。
木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」を観たり、様々な「自然栽培」について書かれている本、岩澤信夫さんの「不耕起でよみがえる」など、不耕起での田んぼにもチャレンジしたこともあります(田んぼは途中で腰を痛めてしまい諦めました。米農家さんへの尊敬拡大しました)
結局のところ、自然の中で自然にあるものを循環させて作る事が一番理に適っていると思ったのです。

私の庭の畑は、刈った草を敷き詰めていくだけで、肥料も何も与えていません。
そのため野菜は一生懸命根を伸ばし、出来るだけ広範囲から栄養分を吸収しようとします。
先に根が成長するため、地上の野菜はなかなか大きくなりませんが、あるときを堺に急に成長し始めます。

自然発芽のジャガイモ

野菜を食べてしまう虫もいますが、その虫を食べる虫や鳥がたくさんいます。
害虫を殺す薬をまけば、益虫も必ず死んでしまいます。
そもそも、虫を殺してしまう薬が地中や野菜の表面から取り込まれる事が安全とは、私はどうしても思えないのです。
除草剤も同じです。
葉や根を枯らす薬が、地中を通って作物も吸収すると考えると、どうしても使う気にはなれませんでした。

売っている野菜よりも小さいかもしれませんが、味が濃厚な野菜。
見た目が悪いかもしれませんが、美味しい野菜。

そんな安心して食べられる野菜を、お客様にお届け出来たら嬉しいな、と思います。