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想いの強さが、ピーナッツバターをおいしくする。

小粒と大粒の落花生を使用

市販のピーナッツバターは通常、選別されて最後に残った、そのままでは販売できないくず豆と呼ばれる落花生を使用することが多いそうです。

やちまたよしくらのこだわりは、選りすぐりの千葉産千葉半立の小粒な落花生と大粒な落花生を薄皮ごと使用すること。小粒の落花生は、粒こそ小さいものの味が凝縮され、香りもコクも甘みもよりいっそう濃厚になります。また、大粒の落花生には、良質な油分と旨みがたっぷりと含まれています。

このおいしい落花生の風味をそのままお客様にお届けしたい。そのために、ポリフェノールの一種レスベラトロールたっぷりの薄皮を活かして、煎りたてをペーストにしています。

徹底した選別

おいしいピーナッツバターをつくるために大切なのは、しっかりと選別をすることです。

落花生は自然が生み出す作物。特に千葉半立落花生は、他の品種に比べて1ヶ月ほど生育期間が長い品種です。5月に種を蒔き、10月に掘り起こし、天日にさらして10日前後乾燥。そこからさらに野積みの落花ぼっちにして、1ヶ月ほど寒風にさらし、じっくりと乾燥。このように時間をかけることで、デンプン質がショ糖へと変わり、しっかりと甘くおいしい落花生になります。

しかし長い間、屋外で乾燥させるため、中には雨などにより傷んでしまう豆もあります。外見で明らかにわかるものはよいのですが、やっかいなことに、じっくりと見な いとわからないものもあります。傷んだ落花生は、とても食べられるものではありません。そういった豆が一粒も入らないように、私たちの取引先の問屋さんの従業員、社長、そして当社にて、時間をかけて選別します。特に粒入り(クランチ)に関しては、砕いてからさらなる選別をします。

こうして多くの人の厳しい目によって何度も何度も選別を繰り返し、やっとやちまたよしくらのピーナッツバターになります。

無添加手づくり

市販されているピーナッツバターやジャムには、食品添加物が多く含まれているものもたくさんあります。しかし、やちまたよしくらのピーナッツバターには、化学調味料や保存料、乳化剤などの食品添加物を一切使用していません。それは、味はもちろん、安全と安心にもこだわっているから。

また、私たちはほとんど全ての工程を手づくりで行なっています。それは、大量生産よりも人の心のこもったもの、この世に一つしかないものをつくりたいから。

私たちは無添加手づくりのピーナッツバターによって、素材そのものが持つおいしさとともに、健やかさやぬくもりまでお届けしたいと思っています。

やちまたよしくらのピーナッツバターは、千葉半立落花生の香りや風味を損なうことのないように、落花生以外の原材料は香りが少なく安全なものを厳選しています。

千葉半立落花生

やちまたよしくらのピーナッツバターには、八街市産千葉半立(ちばはんだち)落花生を100%使用。ゆたかな風味と濃厚な味わい、深いコクで、日本最高級品種として人気です。

砂糖

加糖タイプ(ノーマルスムース・ノーマルクランチ・スイートスムース・スイートクランチ)のピーナッツバターについては、有機JAS認定オーガニックシュガーを使用しています。

無塩タイプ以外のピーナッツバターには、ごく少量のベトナム産の天日塩カンホアの塩を使用しています(0.5%未満)。ミネラル豊富な海で採れた、まろやかでやさしい味わいの塩です。

どこまでもおいしさにこだわるやちまたよしくらの薪煎りピーナッツバターの製造は、煎った落花生の殻を人の手で剥くところから始まります。どうしても人件費がかかってしまうこの作業には、地域の子育てママやお年寄りが協力してくださいます。

子育てママが働くことは、本当に大変です。特にお子さんが小さい場合、熱を出せばすぐにお迎えに行き、休みとなれば一日中付き添ってあげなければならない。シングルマザー、あるいは障碍を持つお子さんのお母さんは、それに輪をかけて大変でしょう。しかし、そうしたフルタイムで働くことが困難なお母さんこそ、生活をしていく上でも働くことはとても重要なのです。私たちは、子育て中のお母さんに仕事をしていただくことで、彼女たちを応援しています。

また、落花生の殻剥きは簡単な作業であると同時に、丁寧さも求められます。そうした作業には、手先の器用なお年寄りが向いています。人生の先輩からは、学ぶこともたくさんあります。

産業が少ない地域で、決まった時間ではなく、できる時間に働いていただける場を提供する。同じような状況の人たちが一緒に働くことで、お互いを理解しあい、助け合える。私たちが暮らす八街市に、ピーナッツバターを通じて貢献していきたいと思います。